いらっしゃいませ。
『六甲のおいしい水』事業が、ハウスからアサヒへ移るらしいですよ。
まあ、ハウス的にはイメージキャラクターに使った某声楽家が薬物で捕まったりしてますからね。ブランド的には不要とか思ったのかも知れませんね・・・。邪推ではありますが。
そういえば、アサヒはミネラルウオーターのブランドに『富士山のバナジウム天然水』が既にあるんですが、ブランドの棲み分けとかも考えてるんでしょうかね。『六甲のおいしい水』はより生活水的な位置づけになるんでしょうね・・・。
まあ、うちには関係のない話でしたね・・・。コップ、これ使ってください。
彼はまた自室の魔窟と化したCDライブラリーの中から、比較的一般の皆様にも受け入れてもらえそうな物を探し出して紹介をしたいそうだ。どうやら書くことに困ったときはこの方法でお茶を濁すつもりらしい。
「決してお茶を濁そうなどとは思っておりません!」
その割には前回書いたCDレビューから大して回数を重ねずに今回の記事を書いているようだが。
「本当は映画のレビューを書きたかったんですよ、今回は・・・。休養日に映画にでも行ってと思って」
ふむ。
「でも、諸事情により月末まであまりに銀行口座の残高が少なくて・・・」
観に行けなかったわけだな・・・。
「年収がニートさんと変わらないので・・・」
涙でモニターが見えなくなる前に本題を書き始めるのだ!
「今回は、2008年に売れまくったジャズのCDを」
『Beyond Standard』 by HIROMI's Sonicbloom
『ビヨンド・スタンダード』 上原ひろみ
2008 CD-83686J
produced by Hiromi Uehara & Michael Bishop
主にアメリカで活躍している新進気鋭の若手ジャズピアニストだな。
「2008年、このアルバムが国内のジャズ系の賞レースで多数の賞を獲得していたのは記憶に新しいところ」
アルバムを聴いた感想はどうかね。
「ジャズやフージョンのいろいろな要素の詰まったアレンジ。本人が電子楽器を弾いたりもしているけど、これは紛れもなくジャズのアルバムです!」
ほう。
「何だか大きなフレージングの中に、細かく計算されたキラキラした細かなフレーズがたくさんちりばめられていて、上原ひろみ氏本人がお気に入りであるという”スタンダード”の曲が4ピースの編成のフュージョンな感じのジャズへと心地よく変わっていく・・・」
むう、気持ちの悪い抽象表現の感想だな。歯切れの悪い。他に感想は?
「・・このアルバムは彼女自身がお気に入りである曲を、彼女自らが消化し、アレンジし直した上で録音している。4ピースのバンド形式(エレキギターを含む)で録音されているが、バンドの場合、アレンジをバンドとのディスカッションで作り上げていく場合が多いけど、彼女はアレンジをすべて自ら行った上で楽譜に起こし、バンドに演奏してもらう。つまり、アレンジ段階で脳内には完全に編曲された完成品が存在しており、それを演奏してもらっているのだ」
スタジオ入りでは既に基本的にはアレンジが終わっているということか・・・。
「作曲・アレンジ・プレイ、すべてをこなし、自らでプロデュースをし、・・・そしてこのキラキラしたフレーズのピアノのソロ・・・」
国内はもとより、海外でも評価が高いのが分かるね。
「このアルバムがきっかけで、収録曲の『Led Boots』の原曲が聴きたくて、思わずジェフ・ベックのアルバムまで買ってしまった・・・」
べた褒めだな・・・。逆にここは『?』だ、というところはあるかね?
「アレンジとか演奏とかでなくて、個人的なミックスの好みなんだけど・・・。バンドのアルバムなので、バンドとしてトータルに聴かせたいのは分かるけど、何だかピアノが前に出てこない感じで・・・。ミックスの問題なのかマスタリングの問題なのか・・・。一リスナーとしては上原ひろみ氏のピアノが聴きたいってのがあって、もう少しピアノメインでミックスしてもらえていればなと思ったけどね・・・」
なるほど。もしかしたら録音方法とかマイクのセレクトとか問題かも知れないな・・・。
「まあ、これは完全に個人の好みの問題なので・・。良い演奏、良いアレンジであることには間違いはないので」
お薦めですかな?
「お薦めです!ジャズって取っつきにくいとか、ジャズなんて聴いたことないよって人にこそお勧めしたいです。平日の昼間のドライブに、午後のうとうとタイムに、夜グラスを傾ける時間に・・・。ものすごく複雑なことをさらっと演奏していますが、そんな細かいことを抜きにしてキラキラしたフレーズを体にすっと通してもらえたらと思います」
ちょっとテクニックに走りすぎではないかい?
「そのあたりに対する回答が、この次のアルバム『プレイス・トゥ・ビー』というピアノ・ソロ・アルバムにあると思います。もし興味がある方はそちらもどうぞ」
こういった方がどんどん海外で活躍してもらいたいですな。
「この機会に是非名前を覚えてくださいね!」
書きたいことを書き終えたようなので今回はこのあたりで終わる。
「思い出したかのように突然の宣伝タイム!」
彼の知人で風船パフォーマー・『足長のゆ〜じ』が4月16日から役者として舞台に立つということなので告知してておく。
地味に宣伝を続行しよう・・・。
『世界平和家族 〜とある家族の家庭の事情(バックボーン)〜』
「ゆ〜じ」が所属するパフォーマンス集団
ISC Player(s)のホームページ
http://www.k4.dion.ne.jp/~isc-hp/
そして公演する劇団、「よろずやポーキーズ」のホームページ
■公演日時
2010年
4 月16日(金) 19:30〜
4 月17日(土) 14:00〜 / 18:00〜
4 月18日(日) 14:00〜
受付開始は、開演の1時間前より
開場は、開演の30分前より
■場所
一心寺シアター倶楽( http://www.isshinji.or.jp/theater/ )
詳細はそれぞれの上記ホームページで見てもらいたい。