Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

ブログって不思議

 いらっしゃいませ。


 冷え冷えの水ですよ!

・・・一気にいきましたね。おかわりどうですか?




 彼は最近他人のブログが面白いらしい。




「面白いというか、なんというか・・・」




何か興味が出てくるようなことがあったのかね。





「ブログを更新し続けるということは、それだけの情報を日々発信し続けるということで…」




ふむ。




「たとえばそれが、どれほど小さな話題でも、それを継続し続けるということは、日々情報を探し出して載せていかなければならないわけで・・」





まあそうなるかな。





「・・・ところが、一般の方々が日々情報を発信し続けるというのは、プロの作家さんなどと違って非常に難しいわけで」





ふむ。




「すぐに身の回りの情報なんかは枯渇してしまいます。いわゆるネタ切れ状態に陥ってしまうわけですな」





・・・ふむ。





「すると、身の回りのことだけではなく、例えば身内の話であったり、友達の話であったり、果ては自分自身の過去根経験であったり・・。そういった話をそのまま使うわけではないだろうが、個人のごくごくプライベートな話題をオブラートに包んで少しずつ公開していくことになる」




ほう。




「そう考えると、何気ない日記ブログみたいなものにも意外にセキララな要素が混じっているかもしれない」




ふむ。




「何気ない表現にその人の『人となり』みたいなものが見えるかもしれない。そう思うとブログってちょっと不思議な存在だなと思って」




なるほどねえ・・・。

まあ、キミも、大いにいけてないプライベートをさらし続けたまえ、小人よ!