Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

読書感想文 『聖☆おにいさん』第6巻 中村光 を読んだ

 いらっしゃいませ。


 暖房をかけっぱなしにするとお部屋が乾燥しますよ。


さ、ヨドガワ・ブレンドです。





 彼は過日、中村光氏の漫画、『聖☆おにいさん(せいんと・おにいさん)』の6巻を読了したらしい。今回はそれについての感想を極めて適当に書いてみたいそうだ。

また漫画の感想か・・・。







「まあ、本当にたまに、なので」





たまに、ねえ・・・。






「このまったりシリーズも今作で6作目になったが、ちょっとパワーダウンをした感じがある」





あら。





「まあ、元々そんな大爆笑をとるような作品ではないので、こんなものと言えばこんなものなんだろうけど」





ふむ。






「ちょっと話がそれるけど、あずまきよひこ氏の漫画『よつばと!』も一時期中だるみ気味であったが、今作でかなり盛り返した感がある。『聖☆おにいさん』もちょこっとだれてしまってもすぐにペースを取り戻すのではないかと思う」







・・・ふむ。

どうかね、ちょっと内容に触れてみるかね。







「天界での仕事を、休暇を取って下界でバカンスを楽しむブッダとイエス。現代の立川市で、ゆるーい下界生活を、なぜか貧乏浪人生のような生活でエンジョイする話」






なんだか手抜きな内容説明だなあ・・・。






「でもまあ、こんな感じ。へにょっとしたギャグマンガです」






ギャグマンガねえ・・・。






「今作に登場する弁財天さんがちょっと良い感じ」





ふむ。





「琵琶を持っているイメージをあっけなく壊して、天界ではロックバンドでベースを担当しているらしく、ミュージックマンのスティングレイ・ベースを愛用しているらしい」




なんと。





ジャズベとかプレベでなく、スティングレイってところがイカス」





ほう?
いかすのか?






「弁財天さんは、天界で自らのバンドのメンバーを下界からスカウトしてきたと言って、カート・コバーンなんかをメンバーに迎えているらしい。弁財天バンド、かなりクール!」





確かにクール。





「ただ、弁財天バンドのメンバーが、やたらと下界で若くして亡くなってしまった天才達というのが暗黒の疑惑。天界のスカウト、恐るべし」






なんだかダークな神様だな。





「主人公の二人以外の、こういった脇役達がいちいちおとぼけで面白い」





ふむ。





「まあ、後は聖人ふたりが、歯医者に行ったり、海水浴へ行ったり、なぜか連載漫画が単行本化されたり・・・。そんな感じ」






アバウトだなあ・・・。





「そんな感じです」





いい加減な感じであるが、今回はこのままで終わる。