神戸の繁華街を歩いていて、町の真ん中のこんな募金箱を発見した。もちろん東日本大震災のための募金箱だ。商店街の道端に、ちょっと無防備に置いてある。設置者は商店街の商工会のようだ。
いくら人通りの多いところとは言え、無防備すぎないだろうか?心配になった。
世の中、街頭募金をしていた高校生の後をつけて、募金を全額カツアゲしようというクソ野郎とかが普通にいるわけで。写真の金属製のちょっと大きな募金箱でも、募金箱ごと持って行こうとするヤツなんて、普通にいるんじゃないかと思ってしまう。なにくわぬ顔で移動させていたら、きっと誰にも見とがめられないに違いない(もちろん何らかの方法で固定されていると思うけれど)。
ついでに言うと、ものすごくさりげなく設置されすぎていて、効果が薄いように思う。やはり募金活動は大々的に行った方が良いのではと思う。
今回は設置者が商店街の商工会ということで設置されているわけだけど、募金詐欺を考えつくヤツが、似たような箱を適当に町に置いていたら、善意の募金者が間違えてお金を入れて行ってしまうようなことが起こりかねないんじゃないかなんて事も考えてしまった。詐欺を行う人間にしてみたら、まさに拾うより楽に小銭を回収出来るわけである。
あまりにも無防備に設置されている募金箱を見て、ちょっと考えさせられてしまった。皆さん、募金詐欺などには十分注意して下さい。